北国のベリー「ハスカップ」

ハスカップはどんな果実?


ハスカップは和名「クロノミウグイスカグラ」と「ケヨノミ」というスイカズラ科の小果樹(落葉低木)の総称です。 木は冷涼な自然環境の中でたくさんの果実をつけるため地面からすぐに分かれて多くの枝となって成長します。

5月中旬になると小さな黄色い花が咲きはじめ、6月上旬まで続きます。開花後30日程度で果実は色づきはじめ、6月下旬から7月下旬には美味しく成熟します。果実の大きさは通常1~1.5㎝、ですが厚真町では2㎝を超える栽培品種が選択されています。


皮は薄く、生でそのまま食べられます。種もごく小さく気にならないのが特徴です。味は全般に甘酸っぱいですが、厚真町では甘味の強い美味しいものを生食用に栽培しています。


ハスカップが群生する勇払原野


ハスカップの自生域は本州中部の高山帯から北海道そしてサハリン、シベリアと広がっています。厳しい自然環境に耐えて自生するハスカップには、北海道の冷涼な気候が適しており、その自生域は低地、高地の湿地帯を中心に全道域に広く分布しています。下の図は低地湿地帯に分布する自生エリアです。


厚真町は「勇払原野」に位置し、栽培面積は22ヘクタール・4万 本以上というハスカップ栽培面積日本一の生産地です。 これほど広い範囲で「甘く美味しい品種」が生産されている例は ほかにありません。

厚真町はハスカップ栽培面積日本一!!


北海道でのハスカップ栽培面積は平成3年の169ヘクタールをピークに下降の一途をたどりましたが、古くから健康に良いとされてきたハスカップの機能性が注目されはじめ、近年は栽培面積、生産量ともに増加の傾向にあります。

生で食べられる美味しい厚真町のハスカップにはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。


このほか、ハスカップにはポリフェノール(老化の原因といわれる活性酸素を除去する働きがある)が多く含まれており、古くから「不老長寿の果実」といわれてきたことが科学的にも明らかにされつつあります。